2014/04/29

MDR-XB50

 みょんなところでMDR-XB50を手に入れたので、今日一日使ってた。

 値段の割に良い感じ、と思ったけど、最近のこの価格帯のイヤホン全然聴いたことないから、もしかしたら平均値が上がっただけかも。

 音は売り文句通り低音が目立つけれど、SE215SPEと違ってくっきりしてる感じ。高音のきつさはそれほど感じないけどドンシャリなのかも(適当)。低音寄りが苦手な私だけど、これはアリだと思う。とりあえずロックを聴きたくなる感じね。

 いわゆるきしめんケーブルは賛否両論だけれど、私はわりと好き。ただハウジング形状的にSHURE掛けできないのが困った点。しかも分岐部までの長さが異常に長いので、せっかくクリップが付属してるのにタッチノイズ軽減させにくい。なんでこんな仕様にしたのか理解に苦しむぞ……。

 イヤーチップはハイブリッドかと思ったらそうじゃなくて、しかもEXチップでもない。EXチップよりやや硬めで半透明な黒いチップ。穴の大きさはEXチップより小さい。最近のイヤーチップは穴が小さいのが流行りなんだね。遮音性出しやすいんだろうな。とはいえ、当然EtyやSHUREなんかよりは太いです。

 まあ今日は屋内で座って聴いてただけなので、明日屋外でも使ってみよう。エージング効果も出てくるだろうし(わかりゃしないくせにこういうことを言う)。



2014/5/1追記:

 遮音性が足りなすぎて電車じゃ使い物にならなかった。屋内専用だね、ざーんねん。

2014/04/27

一気に観るのがいいのかな

 キルラキルの話。

 いやちゃんと最初から最後まで観てたんだけどね。ちょっとノリに付いていけないところがあったのよね。もしかして一気に観た方が楽しめるんじゃないかなあと。公式でよく一挙放送やってたし。

 いやしかしキルラキルは完成度も高かったけど、宣伝も頑張ってたよね。Pixivでは一時期覇権ジャンルになったし、BDも結構売れたらしいし、頑張ったかいがあるんじゃないかね。TRIGGERの滑り出し上々って感じ?

 TRIGGERはキルラキルでかなり無理してるっぽかったから、今後は少し落ち着いて仕事できるといいですね。なんて思ってみたり。

2014/04/25

Hey!

 水橋かおりさんが結構好きなんだけど、なかなか出てらっしゃるアニメを引かないのよねえ。まどマギ以来ご無沙汰じゃなかろうか。


 ナビィとかカスミンとかね。好きだったんだけど。最近はほんと引かない。それなりに出てらっしゃるのは知ってるんだけどねえ、ええ。


 そろそろ当たりますように(あくまでも声優さんで観るアニメを選ぶことはしない)。

2014/04/24

ノーイベント グッドライフの革新性 〜非日常の中の日常の「素敵」〜

 ゆゆ式は偉大である。それはその面白さに依ると言うよりは、むしろ思想の革新性に依るものだ。

 ゆゆ式の思想である「ノーイベント グッドライフ」。この概念は、従来日常系と呼ばれてきた作品がいかに非日常的な思想で描かれてきたかを、はっきりと認識させた。それゆえにゆゆ式は偉大なのである。

 これまでの一般的な日常系で描かれてきた「素敵」というのは、非日常の中に存在するものだった。客観的にはありふれたイベントである入学式や文化祭であっても、それを体験する個人にとっては大切な思い出になる。それはとても素敵なことだ。そういう思想に基づいた「素敵」が、これまでの日常系で描かれてきた一般的な「素敵」だ。

 この種の「素敵」にズームアップし、作品自体を完成度の高い青春ドラマに作り上げたのが、アニメけいおん!だ。平沢唯の軽音部で過ごした3年間は、客観的にはごくありふれた高校生活だけれども、彼女自身にとってはかけがえのない思い出である。そして彼女に感情移入した視聴者たちも、そのかけがえのなさを共有することで感動したわけだ。

 このような、日常の中の非日常に「素敵」が存在するのだとする思想は、本質的にはスポーツ系やファンタジー系と同じ立場である。つまり、一見何もないかのように見える日常の中に、ズームアップすることで小さな非日常を見つけるという技法を用いることで、非日常的な「素敵」を拾い上げているわけだ。

 しかしながら、ゆゆ式で描かれる「素敵」は、このようなものとは全く異なった、言わば真の日常的「素敵」である。

 まず、ゆゆ式では基本的に、イベントらしいイベントがスルーされている。入学式や文化祭は回想の中でしか言及されない。正月も初日の出や初詣などは描かれず、いつも通りの「唯ちゃんち」が主な舞台である。進級の際も目立って特別なことはなく、後輩ができたり新しいクラスメイトと話したりすることもない。他の日常系と比較しても、ゆゆ式の登場人物たちは際立って無変化な日常を送っているのである。

 ゆゆ式において唯一、非日常的な要素が描かれたのは、アニメ最終話の海水浴編である。しかし私は、むしろここにこそゆゆ式の思想が表れているように思う。彼女たちはせっかくの海水浴だというのに、遠泳もビーチバレーもせず、言葉遊びに興じる(一体「モンテディオ山形」のどこに、海水浴要素があると言うのだろう)。また更に象徴的なのは、縁の台詞だ。彼女は海外の海と日本の海を比較して、「日本には唯とゆずこがいる」と述べるのだ。海になど行かなくても、2人には会えるというのに。

 これはけいおん!に代表される一般的な日常系とは対照的に、非日常の中で、あえて日常にズームアップしていると言える。つまりこの海水浴編では、海という非日常を前にして真っ向からその特別さを無視することで、「ノーイベント グッドライフ」――何もない日常にこそ「素敵」が存在するのだと主張しているのだ。これは従来の日常系とは正反対の思想であり、ゆゆ式が極めて革新的な日常系であることの証左だ。

 ここまで読んでくれた方には、どうだろう、少しはゆゆ式の革新性が伝わっただろうか。今回はアニメゆゆ式を前提として話を進めてきたけれども、もちろん原作においてもこの思想は否定されない。けいおん!スタッフが原作けいおん!からドラマ性を見出したのと同じように、ゆゆ式スタッフもまた、原作ゆゆ式から「ノーイベント グッドライフ」を見出したのだと思われる。アニメスタッフには惜しみない賛辞を贈りたいものである。

 ちなみにゆゆ式にはもう一つ、「漫才師ではない」という重要な思想があるけれど、それについてはまた別の機会にということで、この文章はここで終わる。最後まで読んでくれた方、ほんとに愛してるよ〜(縁ちゃん風

次のきらら枠

 次のクールのきらら枠ことハナヤマタ、監督はさくら荘のいしづかあつこさんで、シリーズ構成はけいおん!の吉田玲子さんなのよね。原作知らないからアレだけれども、どうもきんモザやごちうさみたいないかにもな日常系というよりは、けいおん!みたいなドラマティックな作風になるのかなあと思ってしまう。


 吉田玲子さんが脚本書いてるのんのんびより1話も、結構泣かせにくる感じだったしね。あ、のんのんも2期やるんだってね。まあ1話しか観てないんですが……。


 これだけ言っておいて何だけど、観るかどうかはまだわからん。来期は今のところSAO2期だけ確定で、後はいつも通り近くなったら調べるつもり。SAOはシノンさんが好きだから観るです。シノンさんはスナイパーかわいい。

2014/04/22

マリー的女の子像

 そういやマリーって、女の子らしさを求めてあの口調をマスターしたらしいけれど、なんかズレてる気がするわ。楽の言ってた女の子らしさって、間違いなく小咲みたいな感じだと思うのだけれど(小さい頃から変わってなさそう)。


 まあ楽みたいなぶっ飛んだ環境で育ってきた人間が、小咲みたいな普通のクラスメイトに憧れる気持ちは、ちょっとわかる。控えめで愛らしくて、玄関で「お帰りなさい、あなた」って言ってくれるタイプでしょ。ゆゆ式のあいちゃんみたいな。


 いや、マリーの目指していたのも、一応そういう奥さん像なんだろうな。ただマリーみたいなガンガン行く人間がそれをやると、旦那を喜ばせるための恣意的なポーズになってしまうのよね。あれはあくまで控えめな女の子が自然にやるからかわいいのであって、マリーには似合わんのだ。


 マリーには漢らしい奥さん像が似合いそう。旦那の泣き言に対して、私に任せとけと胸を張るような。本当に任せて大丈夫かどうかはともかく、そんな奥さんがいたら元気を貰えるよね。マリーの笑顔は周りの人を元気にするよ、うんうん。

2014/04/21

マリーにメロメロ!

 15話を観て、マリーの魅力にメロメロにされたので、マリーについて語るぞ。


 まず、マリーは他のどのヒロインよりも、具体的なプランを持って恋をしている。楽との結婚をゴールに設定し、現在の自分の立場を評価した上でゴールへの具体的なルートを描くことができている。これは薄ぼんやりと好意を抱き始めた段階の千棘や、ゴールを設定せずに片想いを続ける小咲と比べると、明らかに優位である。また、楽が自分のことを覚えていないと見るや、臨機応変に対応してみせる柔軟さも持っている。この辺りの冷静さや機転の速さは、彼女を聡明であると評するに相応しいものだ。


 そして彼女が自信に満ち溢れているのも、きっとこの具体的なプランのおかげだ。敵を知り己を知れば百戦危うからず、なんて言われるように、自分の勝ちパターンを想定できているからこそ彼女は自信満々に突き進めるのだろう。


 それでは、マリーという少女は欠陥の無い恋愛マシーンなのかと言うと、もちろん決してそんなことはない。彼女の欠陥は10年という時の中にある。彼女の中の楽という人間は、10年間離れていたことでどうも偶像化されてしまっている節があるのだ。彼女が恋し続けてきた記憶と想像の中の楽は、この10年間1度として振り向いてくれることはなかったのだから、当たり前といえばそうなのだけれど。15話終盤で楽が発した褒め言葉が彼女にクリーンヒットしたのも、その言葉が10年間夢の中でしか聞けなかったものだからだ。そしてこの弱点は、マリーという少女が完璧な恋愛マシーンでないことの証左であり、だからこそ私たちも安心して感情移入できるし、応援したくもなるわけだ。


 さて、マリーは聡明でかわいいよって話だったわけだけど、こういう聡明さというのはやっぱりニセコイの他のヒロインには無い魅力だよね。私はこういう子を見ると、つい尊敬してしまう。だって目標に向かってきちんと計画を立てて、それを実行している女の子ってカッコいいもの。


 あーもう、次回が楽しみで仕方がないわ。まだもう少しマリー回が続くのかしらねー?

2014/04/20

超久しぶりに

 更新。続かないけど定期的にやりたくなるブログとかいうやつ、あるよね。

 1つ前の記事がFree!ネタなのに、もう今は既にFree!2期とかいう話になってるという。

 2つ前の記事がきんモザ5話なのに、つい先日2期が発表されてしまったという(ゆゆ式はまだなのか……?)。

 書きたいネタがあるわけじゃないけど、ちょいちょいTwitterに飽きるんだね。うんうん。