2014/05/29

こころぴょんぴょんできないDaydream café

 Daydream café(ごちうさOP)が、iTunes Storeで試聴する限り、お世辞にもこころぴょんぴょんできるとは言い難いしょんぼり録音だった。せーのっ!もアレだけど、Daydream caféも負けてないわ……。

 音圧低めなのはともかく、上下の伸びが無さすぎる。B.D.はもっこもっこ言ってるだけで音楽を支えるどころじゃないし、「チン」とか「シャン」とか鳴って欲しいCym.は「ション」だし、ブラスやストリングスはアタックや響きが感じられないし。

 TVで観てる時は「こころぴょんぴょんする良曲!」なんて思ってたけど、この録音じゃ残念ながらこころぴょんぴょんしないわ。歌はとってもかわいくて素敵なのになあ。



 ……というわけで、カッとなって藤宮さんの奏をDLしてやった。一週間フレンズ。のEDね。脈絡は無い。

 これも録音超良いってわけじゃないけど、充分ではあるんじゃないかな。ただ、ちょいちょいビビってるのが非常にもったいない。それから人によっては、金属的な高音や持ち上げ気味の低音が気になるかも?

 しかし、この雨宮さんの歌声は心地良いよねえ。TVでは聴けない2番以降を聴くと、表現の幅が広がっていてなお素敵。力を込めた時にしっかり声色が変化するのと、終盤の弱奏部以降がちょっと舌ったらず(特にrとmの発音)で甘みを帯びてるのがポイント。

2014/05/25

ちなみ

 TINAMIってPixiv騒動の時に良い噂を聞いたっきり行ったことがなかったんだけど、Pixivより眺めやすそうね(見る専の人

 とりあえず登録だけしといて、暇なときにぺろぺろ漁ろうかなーと思います。

 ぱらぱら眺めてたら綺麗なこいしちゃんを見つけたので、ぺたり

 うーむ、せっかくならPixivのシェア機能みたいに、こっちでも表示させられないんかなあ。

 こんな感じで。


 ……しかし、これだとせっかくTINAMIに登録したメリットが全く活かせてないなw 要研究。

2014/05/21

「ゆるゆりずむ♪2」感想

 ゆるゆりずむ♪2を買ったので、感想を書いた。各曲ちょっとずつコメントを付ける形式です。以下。

2014/05/16

DAIMレビュー「追憶の飛行船」

 DAIMにレビューを投稿したぜ。田中Bさんの「追憶の飛行船」

 選曲の理由は、DAPをてきとーに流してたら、この曲で「おっ」となったから。そのまま1番丸々「良い曲だなー、なんて曲だったかなー?」と思いながら聴いてて、画面を確認したらこの曲だったってわけ。「そういやこんな曲入れてたわ」くらいのもんだったけど、改めて聴くとなかなかに感動的なので、そんじゃいっちょDAIMで紹介するかー、と。

 アーキテクチャ論的な切り口は最近あんまり筆が乗らないからパス。理論的な話もし辛いし、歌詞はめちゃくちゃ難解だし……なんて思いながら書いていたら、私にしては珍しく(?)ちょっとポエティックな文章になった。あ、でもDAIM動画でもポエティックなの書いたか。

 細かい表現なんかはポエム的な意味で面白くなったかなーと思うけど、文章の流れがイマイチかしら? 一応自分としては、なるべく曲そのものから浮き過ぎないように、具体的な部分に触れながら書いたつもり。読んでもらえるといいなあ。まあ読んでもらえなくても、聴いてもらえたら結果オーライではあるけれど。

2014/05/12

鈍感力の悪例 〜ニセコイ18話〜

 正直言って、ニセコイ18話は退屈な回だった。その1番の原因は明らかに、小咲の「キスしてもいい……?」の処理。あの場には小咲の他に楽と千棘の2人がいたわけだけれど、楽は居眠りで、千棘は(彼女にはありがちな、かなり強引な)空耳で、この重要な台詞を聞き逃したのよね。

 しかし、あれは良くなかったんじゃないかなあと思うわ。大事なところで常軌を逸した鈍感力を発揮するのはラブコメの常法だけれど、あのタイミングでこれをやったことで、キスという強烈なモチーフによって急激に出来つつあった緊張感が台無しになってしまった。

 やっぱりさ、ラブコメにおいてキスというモチーフは大事だと思うのね。その言葉一つで「引き」を作れるほどの重みを持っているわけよ。実際今回だって、それを引きに使ってCM入れてるわけだし。それを鈍感力(それも2人同時)で軽く流すというのは、裏切り行為だわよ。

 例えばあそこで楽も千棘も聞き逃さなかったとしたら、「楽も千棘も、小咲の想いに気付いていない」というストーリー上の要衝が落ちるわけで、クライマックスに向けて一気にスピードアップすることができていたはず。その芽をみすみす鈍感力で潰してしまったのは非常に勿体無かった。ああいうところは、やっぱり一気に攻めるべきだと思うわ。

 ちなみに、今回は最後の楽と千棘のくだりも冗長だったと思う。あんなもんは千棘のセンシティブな質問の瞬間だけ引っ張って、最後に悲しげな表情でも撮っときゃいいのに。あんなに引っ張られると千棘が面倒な子に見えてしまうわ。

 と、散々に言ってしまったけれど、ニセコイも残すところ2話しかないのよねえ。これできちんとクライマックスに持っていけるのかしら……せっかく出したマリーも使い切れてないし……まあ期待はしてますよ。頼みますよー。

2014/05/09

ごちうさエンドカードに三上小又さん

 ごちうさのエンドカードが、ゆゆ式の三上小又さんだったよ! かわいいなあ、かわいいなあ!


 しかしラーメンって、ごちうさのヨーロピアンな美学とは対照的なモチーフだよねえ。三上先生らしい俗っぽさで、かなり新鮮な雰囲気に仕上がってる。これは普通にごちうさを観ているだけじゃ、絶対見られなかった光景ね。

 三上さんは前に、漫画は得意だけどイラストは苦手だみたいな内容のお話をされていたので、もしかするとこのエンドカードを描かれる前に、何枚も没にされていたりするのかもしれない。そしてその没絵にはごちうさっぽいモチーフが描かれていたりして……なんて、さすがに推測しすぎだわね。

 しかしこのエンドカード、ほんとかわいいわあ。ゆゆ式以外の三上さんのイラストが見られて、とても幸せ。

2014/05/06

たまこラブストーリー感想

 別に観るつもりはなかったんだけど暇だったので、たまこラブストーリー」観てきた。以下感想(ネタばれはたぶんないはず)。

 まあ、直球で恋愛ものでした。まじめにしっかりと、恋を描いた作品。いや、確かにそう銘打たれていたけれども、前作「たまこまーけっと」が全然そういう感じじゃなかったから、かなり疑ってたのよ。

 完成度はさすがのけいおん!チームって感じ。ぼかしの入った画面の瑞々しさ(トイカメラ的であるという評も見かけたことがある)は、好きな人にはたまらないと思われる。劇伴も相変わらずの説得力で、特にピアノとファゴットが素晴らしかった。

 ストーリーは非常に分かりやすかった。「まーけっと」の前衛的な雰囲気とは正反対と言ってもいい。絵に描いたようなラブストーリーだから、「まーけっと」を観ていなくても簡単に話が掴めるんじゃないかな。前作の飄々としたたまこを知っていると、彼女がまるで別人のように感じられるのは、きっと変化の証なんだろう。「たまこ、むけました」のコピーに嘘はない。

 上では恋愛ものって書いたけれど、印象に残ったのはむしろ恋愛未満の、生まれたままの「恋」の感情だった。相手のことが頭から離れなくなって、他の事は何も手に付かなくなって、胸がちりちりと焦げるような苦しい感情。あれをあんな風に描き出せたのは、やっぱり力のあるスタッフだからこそなんだろうな。この点は「たまこラブストーリー」最大の魅力だと思う。

 しかし、この作品は良くも悪くも「劇場版たまこまーけっと」ではなくて、全く別の「たまこラブストーリー」だわ。無色透明だった「まーけっと」とは、舞台とキャラ以外何もかも違う。前作は終始どこか客観的な視点に徹していたけれど、今作はたまこやもち蔵、みどりの主観的な視点から描かれていた。家族や商店街の人々は、あくまで脇役だったわ。

 「まーけっと」の薄味さが気に入らなかった(私みたいな)人も、「ラブストーリー」は充分に楽しめる可能性がある。あとファンタジー要素もぐっと少なくなってるから、そのあたりも人によってはプラスなんじゃないかな。

 その反面、「この話って『たまこまーけっと』でやる必要あったの?」という気持ちも拭えないところではある。何もかも違うなら、「たまこまーけっと」である必要が無いもの。わざわざ短編を別に作ったくらい南の島組の扱いに苦心したみたいだし、ストレートなラブストーリーだから「まーけっと」のキャラじゃなきゃできないわけでもないだろうし。完全新作じゃだめだったのかなあ……。

 というかね、ぶっちゃけ「何でこれをTVでやらなかった」と言いたい。「たまこまーけっと」が初めて発表された時は、けいおん!で描かれなかった恋愛というテーマを彼女らが描いてくれるという点に期待したんだよ。たぶん私だけじゃなく、かなりの人がこういう濃密なドラマを期待したはずだ。1クール12話かけて「たまこラブストーリー」のラストに持って行っていたら、きっともっと評価も高かったんじゃないかなあ。こんな風に後から映画でやっても、どうしても前作のイメージを引きずってしまうから、人を集めにくい気がする。だからもういっそ、今回は完全新作でよかったのでは。

 そんなこんなでちょっと文句を付けてしまったけれど、映画そのものが良かったのは間違いない。恋愛ものが嫌いじゃなければ、観てみても損はしないんじゃないかな。私は元々結構デラちゃん好きなので、「南の島のデラちゃん」も、もっと観たかったなあなんて思ったりするくらいだわ。

 以下おまけ。


 新しくなったこのロゴ、すごくスタイリッシュだよね。どうやら和文部分はUDタイポス510、欧文部分はFutura (Louis Vittonのロゴなんかで有名なフォント)みたい。「ブ」の濁点がハートになっていたり、横のラインがバトン(2014/5/14追記: バトンて。糸電話だろJK……)になっていたりでして、キュートさもあるのよねえ。鮮やかな黄色がバックの青空に映えていて、また素敵だわね。

2014/05/05

ゆゆ式のハミング

 なんとなくゆゆ式OP、EDのクレジットのフォントを調べた。画像の赤枠で囲ったやつね。


 ゆゆ式にはフォントワークスの名前がクレジットされてるから、たぶんフォントワークスの書体だろうと思って調べたら、どうやら「ハミング」ってフォントのようで。
「まじめな印象を与えながらも適度なファッション性を加味した書体を“ラウンドタイプ”で表現した書体です。(中略)丸ゴシック体よりも《大人で柔らかい》イメージを表現できます」
というコピーの通り、丸ゴシックの雰囲気でありながら、シュッとしていて大人っぽい印象もあるフォントだよね。ゆるさの中にハッとするようなリアルさを感じさせるゆゆ式に、よく似合ってるんじゃないかな。

 ウェイトは全く自信が無いんだけど、恐らく「D」じゃないかなあと予想。EDの方が丸っこくも見えるので、OPとEDとでウェイトが違うかもしれない。

 ちなみにフォント好きじゃなけりゃフォントワークスを知らない人も多いだろうけど、そういう人でもこのフォントは知ってるんじゃないかな。

http://www.lets-member.jp/about/fontuseexample/anime/img/03.png

 キルラキル観てた人なら知らないはずのない、この「ラグランパンチ」もフォントワークスの製品なのです。他にも「筑紫明朝」だの「ライラ」だのと、見覚えのあるフォントをいっぱい作ってる会社なのよ。

 って、いつの間にかフォントワークスの紹介になってる。そんなつもりはなかったんだけどなあ……。

2014/05/02

ペース遅いと逆に疲れる的な

 ひっさしぶりにDAIMでレビュー書いた(公開は明日の夜)。何の曲かは明日のお楽しみということで。

 3月半ばから書いてなかったから結構気にしてたんだけど、なかなか筆が乗らなくてねえ……。1度間が空いてしまうと、次を書く時のハードルが上がってしまうように思う。いやブログも同じなんだけどさw やっぱりもっとハイペースで書いていくほうが、逆に楽なんだろうね。週1とは行かないまでも、月2くらいは書いたほうがいいだろう。

 しかしそもそも大きな問題として、最近あんまり音楽をきちんと聴けていないというのがあるのよね。ちゃんと聴かないから何も思わない、思わないから書けないという悪い流れ。新規開拓的なアレをしなくちゃだめなのかもしれないわね。



2014/5/3追記:

 レビュー上げた。れむさんの「思考回路」、超カッコいいロックだよ!